2015.11.04 Wed | INFOMATION

札幌でairbnbは違法?合法?

Processed with VSCOcam with f2 preset

11月に突入し、札幌の紅葉は終わりました。この間は市内も初雪が来て、うっすら積もりました。
もう本格的な冬に備えた準備は万全です!

 

写真は、掃除終了後のコモンスペースにて、宿スタッフ全員と撮影した一枚。
愉快なメンバーで皆さんのチェックインをお待ちしております。
さて、今回は、民泊についてお話していこうと思います。

 

・民泊とは?

 

個人宅に宿泊することを民泊と呼びます。
たとえば旅行先の友達の家に宿泊することってありますよね?
それも民泊といえば民泊なんですが、金銭が発生する、いわゆる旅館みたいなことを個人宅でやることを民泊と呼んでいるイメージです。

 

・民泊マッチングサービス「airbnb(エアービーアンドビー)」の登場

 

旅館みたいなことを個人でやろうとしても、集客が難しいし、大前提として旅館業許可が自治体から降りないと営業できません。(考えてみれば当然ですが)

 

なかなかハードルが高かったのですが、自宅を簡単に宿泊場所として掲載・宿泊者募集できるアメリカ生まれの「airbnb(エアービーアンドビー)」というサービスが日本にもやってきました。大きい掲示板みたいなイメージでしょうか。掲示板と異なる点は決済もウェブサイト上でできるところです。

 

これが結構な勢いで伸びているサービスで、登録すれば集客も割と順調。いいお小遣い稼ぎになります。サラリーマンの平均年収くらい稼いでいる人もいるとかいないとか。

 

現在も掲載室数は右肩上がりです。

 

ここでお気づきの人もいるかもしれません。「旅館業の許可はどうなったんだ?」

 

・民泊といえど、行政の許可は必要だった!

 

旅館業といえば、それはそれは昔からある商売です。
いろいろな地域から様々なお客様が一つ屋根の下に宿泊するため、衛生面、治安面、防災面において、気をつけなければいけないことがたくさんあり、国は一定の基準をクリアした施設のみ、営業許可を与えております。

 

民泊といえど、日本では原則、許可が必要なのが今の状況です。

 

・今後の話。国を二分する民泊の扱い。

 

今の政府としては、民泊を推進して、外国人旅行者をたくさん迎え入れたいところ。
現在、大阪、京都、東京など都市部を中心にホテル不足となっており、

 

「日本に遊びに行きたいけど、泊まる場所がない」

 

という状況があります。
需要の調整弁として、民泊が必要とされている側面があります。

 

(前回行われたブラジルのワールドカップではairbnbが多くの観客の受け皿となったのは有名な話です。)

 

とはいえ、きちんとした許可を取得した宿泊施設も、いまだかつてない勢いで増えているため、条件付で限定した地域で、特例として許可を出そう!という方針になっています。

 

条件の例としては、大都市のみ限定での、一週間以上滞在する場合のみ、などなど。
(東京都や大阪の一部自治体では条件つきで条例が可決されましたね!)

 

一方で既存のホテル・旅館の人たちの中には、売上が落ちることや、安全面を懸念して、反対の立場を表明している人もいます。許可を経た宿泊施設が、安全面にどれほどコストを払っているかを知る立場の私としては、理解できます。

 

・では札幌の状況は?(2015年11月現在)

 

ながらく沈黙を通していた札幌市ですが、先日、見解を出しました。
まとめると以下のようになります。

 

1:お金の受け渡しをしている以上、それは旅館業になるよ
2:旅館業には許可が必要。つまり民泊は現時点では違法だよ
3:平成28年に行われる民泊に関する政府の決定次第では変わるかもよ。でも今はダメ。
4:罰則もあるから、民泊を検討している人は一度問い合わせしてね。

 

つまり札幌市では違法です!
 
きちんと明言した背景には、かなりの問い合わせがあるからでしょうか。
 
URLはこちら。

 

・民泊のメリットとデメリット4つ

 

利用する人の立場から、民泊のメリットとデメリットについて考えてみます。

 

メリット
 
1:まるでその町に住んでいるかのような滞在体験とアットホーム感(人の家だからね)
2:比較的安価(ホテルと比べて)
3:選択肢が多い。(こんなところに泊まれるの?というようなびっくりする建物や場所アリ)
4:だれも常駐してない物件を借りれることも。(何をしても割と自由だ!)

 

デメリット
 
1:何かあった時の責任の所在が非常にあいまい(しょせん個人同士の契約なので)
2:誰も住んでいない空き部屋の無機質なワンルームの場合あり(ちょいと怖い)
3:賃貸で大家さんの承諾を得てない部屋は突然大家さんや管理人からクレーム来ることも。
4:当たり外れが大きい(だれでも簡単に部屋登録できるため)

 

・番外編

 

いやはや、古くから続く宿泊業もゲームチェンジが始まってますね!
私たちも、お客さまが良い旅の思い出を作れる宿であるように、努力を続けていきます!
ちなみにairbnbには、きちんと許可を得た施設も掲載されています。
SocialHostel365も掲載しているので、覗いてみてくださいね!

 

See you!

 

※民泊をめぐる情勢は非常に流動的です。またこの記事は筆者の主観が伴っております。この記事を書くにあたり、引用した情報源はリンクされている札幌市保健福祉局の公式見解のみです。それ以外の記述は全て記憶を頼りに書いておりますのでご了承ください。